青森の未来を耕す人たち

写真:古川 篤さん
古川 篤(こがわ あつし)さん
八戸ハマリレーションプロジェクト 局長

ハマと街をつないで八戸に新たな価値を創造する

- 「八戸ハマリレーションプロジェクト」とは何か教えて下さい。

「ハマ」と街の人々をつなぎ、そこから新しい価値を生み出して、八戸を元気にしたい。そんな思いで、地元の水産業に携わる有志と異業種の仲間が集まり、2011年6月に結成したのが「八戸ハマリレーションプロジェクト」です。

活動の大きな柱は、八戸の魚介類を食べて、知って、愛してもらうことを目的とした「八戸ブイヤベースフェスタ」。4年目を迎えた2015年は、2月1日~3月31日までの2ヶ月間、市内14ヶ所のレストランが、それぞれに工夫を凝らした「八戸ブイヤベース」を提供しました。「八戸ブイヤベース」のルールは2つ。八戸港に水揚げされる魚介類を4種類以上使用すること、魚介の旨みたっぷりのスープを活かした締めの一皿など、「八戸流は二度おいしい!」工夫をすることです。

- なぜ「八戸ブイヤベース」を提供しようとお考えになったのですか?

南フランスの代表的な料理・ブイヤベースを八戸で提供しようと思った理由は、ブイヤベースが漁師町で生まれた料理だったから。八戸にも、冬に水揚げされる上質で多様な魚介類があり、この魚介類の良さを最大限に引き出す腕の良い料理人たちがいます。ハマと街の良いところをつないだ結果、生まれたのが「八戸ブイヤベースフェスタ」なのです。

写真:

八戸まで来て味わう価値がある。そんな声が届くようになった

- 「八戸ブイヤベースフェスタ」は4年目を迎えて、ますます盛況ですね。

最近、「フェスタ」が口コミで広がりをみせ、「この時期の八戸が面白そう。お祭りみたいで楽しい。こんなにおいしい魚が食べられる八戸って魅力的。」といった声が県内外から寄せられるようになりました。

八戸ブイヤベースフェスタは、単に料理の美味しさだけではなく、食べた時の季節や魚介類の変化、お店や地元の人との出会いや対話が、相乗的な楽しみを生み出している「フェスタ」なのです。

回を重ねるごとに、市民・観光客ともに八戸の魚介類への関心が高まり、「ハマの街・八戸」の魅力と価値も高まっていると実感しています。

- 八戸の内と外の両方から関心が高まるのは嬉しいですね。今後の抱負を教えて下さい。

これまでの活動が評価され、2013年にはグッドデザイン賞(公益財団法人 日本デザイン振興会主催)を受賞しました。また、八戸の魚介類の価値を地元の子ども達に伝えるため、「子ども向け魚料理教室」や「八戸こどもレストラン」なども開催しています。

今後も、様々な角度からアイディアを練り、人をつないで仲間の輪を広げ、「来てよかった」「また来たい」と思っていただける八戸、そして、子どもたちがふるさとを誇りに思えるハマと街をつくっていきたいですね。

写真:

八戸の魅力の一つは、新鮮な魚介類が豊富で、それを生かした料理がたくさんあること。これに、ハマと街のヒトのつながりが生み出す魅力が加わり、冬の八戸に新たな「訪れてよし」の価値が定着しつつあります。

八戸ハマリレーションプロジェクト

このページの上へ